既婚男性が本当に離婚するかを見極めるなら、「離婚する」という言葉ではなく、婚姻生活を実際に変える行動が続いているかを確認することが重要です。
実際に不倫相手との関係をきっかけに離婚した男性の事例もありますが、成功例は「離婚する男性もいる」と示すだけで、あなたの彼も離婚すると保証するものではありません。
「まだ動くべき? それとも今は待つべき?」――恋愛でいちばん苦しいのは、答えが見えない時間かもしれません。
自分だけでは整理しきれないときの選択肢を、こちらの記事で詳しくまとめています。
既婚男性は本当に離婚する?実例で分かった「言葉と行動」の違い
結論から言えば、不倫関係にある女性との将来を考え、実際に妻と離婚した既婚男性は存在します。
今回、具体例として確認できるのが、FS HIROBAが2017年9月21日に公開し、2021年9月9日に更新した「不倫相手と一緒になるために離婚した既婚男性」へのインタビューです。
この男性は、最初から離婚や不倫を計画していたわけではありませんでした。
飲み会で知り合った女性に惹かれ、自分からLINEを交換。映画の趣味が一致し、お互いにジムへ通っているなど共通点も多く、出会って約1か月後には一緒に映画へ行っています。
その後、LINEや何度かの外出を重ねるうちに恋愛感情が芽生えました。
男性自身、当初は「離婚して彼女と一緒になる」という人生設計まで持っていたわけではなく、目の前の関係を楽しんでいたという趣旨で振り返っています。
ここが非常に重要です。
恋愛感情が生まれた時点と、離婚を決意した時点は同じではありません。
「妻より君が好き」
「君なしではいられない」
「いつか一緒になろう」
そんな言葉を聞けば、待っていれば離婚してくれるのではないかと思ってしまうでしょう。
けれど、好きになることには離婚届も引っ越しも財産整理も必要ありません。
離婚には、現在の生活を壊し、組み直す作業が必要です。
だから私は、既婚男性の本気度を見るときに、次の4軸を使って整理することをおすすめしています。
確認する軸 離婚へ動いている状態 注意したい状態
相手発 本人から進捗や問題を話す 聞かれたときだけ答える
継続性 数週間・数か月単位で行動が続く 夫婦喧嘩の直後だけ離婚を口にする
コスト お金・住居・家族問題を引き受ける LINEやデートだけ増える
現実性 話し合い・別居・条件整理へ進む 将来の夢だけを話す
特に重く見てほしいのが、コストと現実性です。
愛情表現が増えたことと、婚姻関係を終わらせるための負担を引き受け始めたことは、まったく別の情報だからです。
実際に離婚した既婚男性は、何をきっかけに動いた?
FS HIROBAの男性に転機が訪れたのは、交際相手の女性から別れを告げられたときでした。
男性は彼女に仕事の悩みや弱い部分を見せられるようになり、それまで人に相談することが少なかった自分にとって、彼女が精神的に大きな存在になっていたと説明しています。
二人が別れていたのは2日間。
その間に男性は自分の人生や女性との関係について考え、2日後に自分から連絡しました。
そして女性とのLINEを再開した際、自ら「離婚を考えている」という意思を伝え、そこから離婚へ向けて動き始めています。
ただし、ここを恋愛テクニックとして読まないでください。
「2日間連絡を断てば既婚男性は離婚する」という意味ではありません。
たった一人の事例から、冷却期間の日数や駆け引きの方法を一般化することはできません。
むしろ見るべきなのは、その後です。
2017年9月28日公開の後編では、男性が実際に妻へ離婚を切り出したものの、最初は受け入れてもらえなかったことが語られています。
両親にも相談しましたが、当初は夫婦関係の一時的な問題だとして、十分には理解してもらえなかったといいます。
それでも話し合いを続け、最終的には養育費について条件をまとめ、妻が離婚に合意して成立しました。
男性は離婚後、金銭面でも少なくないものを失ったと振り返っています。
ここで初めて「本気」の意味が見えてきます。
好きだと言ったから本気だったのではありません。
妻へ話す、拒否される、家族へ説明する、お金の条件を負担する。それでも離婚へ向き合ったから、行動として本気度が表れたのです。

恋愛では、都合のいい部分だけを切り取れば「愛されている証拠」はいくらでも見つけられます。
でも離婚を見るなら、ロマンチックな部分ではなく、本人が避けたい現実にどこまで足を踏み入れているかを見てください。
それが、この実例から拾うべき最も重要なポイントだと私は考えます。
本当に離婚する既婚男性の兆候は?4つの行動で確認する
本当に離婚へ進んでいる可能性を判断する材料は、妻への愚痴やLINEの頻度ではなく、婚姻関係そのものを変える行動が継続していることです。
私は次の4項目を順番に確認することをおすすめします。
1.相手発で離婚の話が進んでいるか
あなたが毎回、
「離婚の話どうなった?」
「奥さんに言った?」
「いつ別居するの?」
と聞いて、ようやく答えが返ってくる状態と、本人から、
「昨日話し合った」
「次はこの条件を整理する」
「住居についてこう考えている」
と報告してくる状態では意味が違います。
離婚は本人の婚姻問題です。
本気で進めるのであれば、本来はあなたが進行管理をしなければ動かない状態より、本人自身が課題を認識し、自分から行動している状態のほうが自然です。
2.一時的ではなく継続しているか
夫婦喧嘩の直後に「もう離婚する」と言う人はいます。
しかし、数日後にはいつも通り家庭生活へ戻り、翌月も翌々月も何も変わらないなら、その発言だけを重く評価するのは危険です。
見るべきは感情の強さではなく継続性です。
数週間、数か月と経過しても、話し合い、住居、財産、子どもなどの問題に向き合い続けているかを見ます。
3.離婚に伴うコストを本人が負担しているか
離婚には感情以外の問題があります。
- 別居後の住居
- 生活費
- 財産分与
- 養育費
- 子どもとの関係
- 親族への説明
- 必要に応じた専門家への相談
こうした話を避けたまま、
「愛している」
「もう夫婦として終わっている」
「いつか一緒になろう」
だけが繰り返されるなら、恋愛の話は進んでいても、離婚の話が進んでいるとは限りません。
本気度は、甘い言葉の量より、面倒な問題を誰が引き受けているかに表れます。
4.3か月前と比べて現実が変化したか
ここは今回、特におすすめしたい確認方法です。
「何年待ったか」だけではなく、3か月前と現在を並べてください。
たとえば紙やスマートフォンのメモに、
- 妻との話し合い
- 住居・別居
- お金や財産
- 子ども・家族
- 専門家への相談
の5項目を書きます。
そして「3か月前」と「現在」で何が変わったかを書き出してください。
3か月前は妻に何も話していなかったが、今は具体的な協議が始まっている。
住居探しを始めた。
財産を確認した。
子どもの生活について話し合った。
このような差分があれば、少なくとも現実に変化はあります。
反対に、3か月前も現在も、
「もう少し待って」
だけなら、あなたが見ているのは離婚の進行ではなく、約束の更新かもしれません。
「待った年月」ではなく「その間に増えた事実」を見る。
これは感情に飲み込まれないために、とても有効な視点です。
考えれば考えるほど、相手の気持ちは分からなくなるものです。
そんなときは「当たる・当たらない」だけではなく、今の状況をどう整理できるかという視点も大切です。
誰かに相談するなら何を基準に選べばいいのか、実際に確認しておきたいポイントをこちらで整理しました。
A型・O型既婚男性に離婚の兆候はある?血液型より行動を見る
「A型既婚男性は離婚を決断しにくい?」「O型既婚男性が離婚するときの兆候は?」と気になる方もいるでしょう。
ただし、最初に明確にしておきます。
血液型別の記事で紹介される性格傾向は、血液型と離婚行動の因果関係を証明するものではありません。
たとえば2024年8月4日にハウコレから配信された血液型別の記事では、A型男性について、約束や礼儀、信頼関係を重視するという恋愛傾向が紹介されています。
こうしたコンテンツを、自分や彼の性格を振り返る読み物として楽しむこと自体に問題はありません。
しかし、
「A型だから慎重なだけ」
「O型だから決断するときは一気に動くはず」
といった説明を、離婚を待つ根拠にするのはおすすめできません。
血液型が何型であっても、確認するべきものは同じです。
妻と話したのか。生活拠点を変えるのか。お金の整理をしているのか。本人から動いているのか。
血液型より、こちらのほうがはるかに具体的です。
スピリチュアルなサインも同じです。
ゾロ目をよく見る。
妙に彼の夢を見る。
偶然が重なる。
それらに自分なりの意味を感じることは否定しません。
ただし、「だから離婚が近い」と現実の出来事に置き換えてしまうのは別問題です。
私はスピリチュアルを、現実を見なくて済むための魔法ではなく、現実を見る心を整えるための補助線として使ってほしいと思っています。
50代既婚男性が離婚するときは?住居・財産・老後まで動くかを見る
50代既婚男性が本当に離婚へ進む場合、若い年代以上に、お金や生活基盤の再設計が重要になりやすいと考えられます。
長い婚姻生活を送っていれば、住居、財産、年金、子どもとの関係など、簡単には切り離せないものが増えている可能性があるからです。
弁護士法人ALG&Associatesが2025年4月3日に更新した50代の離婚に関する解説では、子どもの独立、新しい人生を始めたいという思い、定年退職、介護、夫婦間の問題、不倫などが、50代で離婚を考える背景として紹介されています。
同記事には厚生労働省の人口動態統計をもとに「2022年の50代の離婚率は9.31」と記載されていますが、そのページ上の記述だけから「50代既婚者の9.31%が離婚した」と読み替えることはできません。単位や分母を確認せず、個人の離婚確率へ変換するべきではないでしょう。
生活費の数字についても同様です。
総務省統計局の2023年家計調査では、単身世帯の1世帯当たり1か月平均消費支出は16万7620円、対象となった単身世帯の平均年齢は58.2歳でした。
つまり、この16万7620円は「50代男性の平均生活費」ではありません。
男性だけでも、50代だけでもなく、家計調査における単身世帯全体の平均です。
仮に16万7620円を単純に12か月、30年と掛けると、
16万7620円×12か月×30年=6034万3200円
となります。
しかし、これは「老後に6034万円必要」という計算ではありません。
家賃、物価、持ち家、年金、収入、資産、年齢、医療・介護費などを一切変化させずに掛けただけの単純計算です。
ここで見るべきなのは6000万円という数字ではありません。
50代で現在の家庭を離れるなら、離婚後の生活を数字で考えざるを得ないということです。

本当に離婚を考えている50代男性なら、どこかの時点で、
「離婚後はどこに住むのか」
「現在の家をどうするのか」
「財産をどう整理するのか」
「今後の収入と老後資金はどうするのか」
「子どもとの関係をどうするのか」
という話を避けられません。
だから50代既婚男性の場合、私は特に「何を約束したか」より「生活設計がどこまで具体化したか」を見るべきだと考えています。
「離婚する」と何年も言われているときは?期間より変化を確認する
「もう1年以上待っています」
「子どもが大きくなったらと言われて3年たちました」
こうした状況では、「何年なら本気で、何年なら嘘なのか」という答えを探したくなると思います。
しかし、期間だけでは判断できません。
離婚には配偶者という別の当事者がいます。
本人が離婚を希望していても、財産、子ども、住居などの条件で合意できず、長引く場合はあります。
だから、長い=嘘、短い=本気という単純な判定はできません。
見るべきなのは「期間より変化」です。
1年待ったのなら、その1年間で、
- 妻との離婚協議が始まったか
- 話し合う内容が具体化したか
- 別居など生活に変化があったか
- 財産や生活費を確認したか
- 子どもの問題を考えたか
- 必要なら専門家へ相談したか
を確認してください。
反対に、1年前は、
「子どものために今は無理」
半年後は、
「仕事が忙しいから今は無理」
現在は、
「妻の親族の問題があるから今は無理」
と理由だけが入れ替わり、客観的な状況が何一つ変わっていないなら、そこは厳しく見る必要があります。
事情があることと、無期限に待たなければならないことは同じではありません。
私はここで、あなた自身にも一つ確認してほしいことがあります。
「彼が離婚する期限」ではなく、「変化のない関係を私はいつまで選ぶのか」です。
これは彼を脅すための期限ではありません。
あなた自身の人生に境界線を戻すための問いです。
私見|愛されているかではなく「彼自身の問題として離婚に向き合っているか」を見る
ここからは、複雑な恋愛相談に向き合い、恋愛心理やスピリチュアルの事例を継続的に研究してきた立場からの私見です。
既婚男性との恋愛で最も苦しくなりやすいのは、女性側がいつの間にか「離婚プロジェクトの担当者」になってしまうことです。
彼を励ます。
妻との会話を一緒に考える。
次に何をするべきか指示する。
落ち込めば支える。
何も進まなければ、またあなたが背中を押す。
気づけば、彼の離婚なのに、あなたのほうが必死になっています。
ここには注意が必要です。
実際、FS HIROBAの女性側へのインタビューでは、女性が男性の精神面を支え、両親へ話す内容まで助言していた経緯が語られています。
ただ、その事例で離婚が成立したからといって、「女性が上手に操れば男性を離婚させられる」という教訓にしてはいけません。
人の婚姻関係は、その本人が責任を負う問題です。
あなたが完璧な女性になったから離婚するわけでも、妻より優しくしたから離婚するわけでもありません。
本当に見るべきなのは、あなたが彼を動かしているかではなく、あなたが手を離しても彼自身が進むのかです。
私はこの視点が、とても大切だと思っています。
愛されるために、妻より理解力のある女性になろうとし続ける。
彼を怒らせないように感情を抑える。
離婚のプレッシャーを与えないように何年も待つ。
それでは恋愛が、愛されるための終わりのないオーディションになってしまいます。
彼が離婚するなら、彼自身が自分の結婚生活に向き合わなければいけません。
あなたが彼の宿題まで提出する必要はありません。
そして、「彼は私を愛している」という事実と、「彼が離婚する」という未来も分けてください。
愛情が嘘だと決めつける必要はありません。
でも、
「愛している」=「離婚する」ではありません。
この二つの間に自動的な「だから」を入れないことです。
厳しいようですが、ここを切り分けられるようになると、彼の気持ちを信じながらも、自分の人生まで丸ごと預けずに済みます。
スピリチュアルな言葉で「運命の人だから待つべき」と感じるときも、同じです。
もしその考えによって勇気が湧き、あなた自身の生活を大切にできているなら、それは一つの支えになるでしょう。
けれど、その言葉によって現実確認をやめ、何年も苦しい状態を受け入れ続けているなら、一度問い直してください。
本来、あなたの人生の主導権を奪うものを、私はスピリチュアルとは呼びたくありません。
まとめ|既婚男性が本当に離婚するかは4軸と「3か月前との差」で見る
既婚男性が不倫相手との関係をきっかけに、実際に離婚した事例はあります。
FS HIROBAで紹介された男性も、恋愛感情を抱いただけでは離婚せず、女性との別れを転機に人生を考え、妻への離婚の申し出、両親への説明、条件面の話し合い、養育費の負担へと進んでいました。
だからこそ、本当に離婚する既婚男性を見極めるなら、次の4軸を確認してください。
- 相手発:本人から動いているか
- 継続性:一時的ではなく行動が続いているか
- コスト:お金・住居・家族など負担を引き受けているか
- 現実性:話し合い・別居・条件整理など具体化しているか
そして、判断に迷ったら3か月前と現在を比べることです。
言葉は変わったかではなく、事実が変わったか。
「離婚する」が「もう少し待って」に変わっただけなら、現実は進んでいません。
一方で、妻との協議が始まり、住居や財産の話が具体化しているなら、少なくとも婚姻生活を変える行動は起きています。
成功例は、希望にはなります。
しかし、確率にはなりません。
あなたの彼がどうなるかを決める材料は、他人の成功談でも、A型・O型という血液型でも、ゾロ目でもありません。
今まで彼自身が積み上げてきた行動です。
そして最後に忘れないでください。
彼が離婚するかどうかは彼の決断です。
でも、変化のない状態に自分の時間をあとどれだけ預けるのかは、あなたが決められます。
よくある質問
既婚男性が本当に離婚する一番分かりやすい兆候は何ですか?
一つだけで断定できる兆候はありませんが、妻への愚痴やLINEの増加より、配偶者との具体的な話し合い、別居、財産・生活費の整理など、婚姻生活そのものを変える行動が続いているかを重視してください。
特に本人から自発的に動き、離婚に伴う負担まで引き受けているかが重要です。
「離婚する」と言われて1年以上待っています。本気ではないのでしょうか?
1年以上かかったという期間だけで、本気ではないとは断定できません。
ただし、1年前と現在を比較して、話し合い、住居、お金、子どもなどに具体的な変化がほとんどないのであれば、「時間がかかっている」のか「現状維持が続いている」のかを分けて考える必要があります。
A型・O型で既婚男性が離婚する可能性は変わりますか?
血液型だけから、その男性が離婚するかどうかを判断することはできません。
血液型別の恋愛記事は読み物として参考にしつつ、離婚本気度については、本人発の行動、継続性、現実的な負担、生活上の変化を確認するほうが適切です。
結城瑠璃(恋愛スピリチュアルカウンセラー)
ここまで読んでも、「私の場合はどうなんだろう」と答えが出ないこともあると思います。
恋愛は、一般論だけでは割り切れない部分があるからです。
だからこそ、一人で同じことを考え続ける前に、第三者の視点を借りるという方法もあります。
ただし、相談先はどこでもいいわけではありません。
選ぶ前に知っておきたいことを、こちらの記事で分かりやすくまとめています。読むだけなら数分です。迷っている方は、判断材料のひとつとしてどうぞ。



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